埼玉県桶川市に本社を構える不動産会社「オー・ツーワンコンサルタント」とその元代表である早津和忍氏が、約4500万円の法人税を脱税した疑いで刑事告発されました。この告発は東京国税局によって行われ、法人税法違反が疑われています。
事件の発端は、2022年に行われた埼玉県久喜市内の土地売却です。この取引において、オー・ツーワンコンサルタントは大手不動産会社から土地を売却し、得た利益の一部を隠蔽。会社の帳簿上に架空の手数料として計上し、実際には存在しない経費として1億7000万円以上の所得を隠した疑いが持たれています。これにより、法人税約4500万円を不正に免れたとされています。
早津元代表が脱税で得た資金は、預金などに回されたと見られており、この資金の流れについても捜査が進められています。国税局はこのような大規模な脱税行為を重く見ており、厳格な対応を示しています。
早津元代表の弁護士はメディアの取材に対し、コメントを避けています。これにより、事態の解明はさらに複雑なものとなっています。不正行為の詳細については、今後の捜査の進行により明らかになる見込みです。
この事件は、不動産業界における法規制の重要性を再び浮き彫りにし、他の企業に対する警鐘となる可能性があります。埼玉県警と東京国税局は、このような不正行為が再発しないよう、今後も監視を強化する方針です。
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