ロマンス詐欺

【井田しずく容疑者】SNS型ロマンス詐欺で2人逮捕、被害総額約1億300万円 ― 90人超の男性が被害

SNSおよびマッチングアプリを利用した新たな形態の詐欺が発覚しました。約90人の男性を対象に、総額1億300万円にものぼる詐欺行為が行われていたとして、27歳の女性とその共犯者が逮捕されました。

逮捕されたのは、無職の井田しずく容疑者(27)と、同様に無職の28歳女性です。この二人は、マッチングアプリを通じて山形県の男性に接近。去年10月、井田容疑者は「給料が盗まれ託児所代が払えない」と虚偽の事情を訴え、男性から現金34万6000円を騙し取りました。

警視庁の捜査によると、井田容疑者は「なんでもする」と述べるなどして複数の男性に恋愛感情を抱かせ、金銭を詐取。被害者は全国に広がっており、総被害額は1億300万円にのぼると見られています。井田容疑者はこれらの金をインターネットカジノやホスト遊びに流用していたと供述しています。

この事件について警視庁は、マッチングアプリを利用した詐欺行為が増加していると警鐘を鳴らしており、ユーザーには十分な警戒を呼びかけています。被害者の一人は「世の中が助け合いで生きていけるような場所だったらいいのに、その助け合いを踏みにじって、信じられないし、許せないです」とコメントしています。

今回の事件は、SNSを通じて人々がどのように操られ、被害に遭う可能性があるかという点を浮き彫りにしています。社会がデジタル化するにつれ、こうした犯罪の手口も巧妙化しており、個人は自身の情報を守るためにより一層の警戒が必要です。

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関連ニュース:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1537853?display=1

【ロマンス詐欺】フェイスブックで知り合った女が副業勧め…丹波市でロマンス詐欺、53歳男性が180万円被害

▪️事実のまとめ

丹波市のアルバイト男性(53)が、フェイスブックで知り合った女性から副業として投資話を持ちかけられ、計180万円を騙し取られたと丹波署に届け出ました。警察はこの事件を「ロマンス詐欺」として捜査しています。

7月7日頃、男性はフェイスブックで女性と知り合い、無料通信アプリ「LINE」でやり取りを開始しました。男性は女性に好意を抱き、その後「副業でワインを販売すると儲かる」という投資話を持ちかけられました。男性は7月25日から28日にかけて、5回にわたり指定された口座に計180万円を振り込みました。

6回目の振り込みで90万円を送金しようとした際、銀行の行員が不審に思い、警察に相談するよう勧めました。これにより男性は詐欺に気付き、1日に丹波署に被害を届け出ました。

<見解>

今回の事件は、SNSを通じたロマンス詐欺の典型的な事例です。被害者は恋愛感情を利用されてお金を騙し取られました。特に、SNSや無料通信アプリの普及により、詐欺の手口が多様化しており、警戒が必要です。

この事件から得られる教訓として、次の点が挙げられます:

  1. 見知らぬ人物とのオンラインやり取りに注意:特に投資や金銭に関する話が出た場合は、慎重に対応する必要があります。
  2. 早期の相談:不審に思った場合や不安を感じた場合は、すぐに信頼できる第三者や警察に相談することが重要です。
  3. 銀行の役割:今回のように銀行の行員が不審な取引に気付いて警察に相談するよう勧めたことが、被害拡大を防ぐ鍵となりました。金融機関の積極的な関与が求められます。

警察は、このような詐欺に対する警戒を呼びかけており、SNSや通信アプリを利用する際には十分な注意が必要です。また、被害に遭った場合は速やかに警察に通報し、適切な対応を取ることが求められます。

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関連ニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/05850ac1dd03827e77dc5712d712527827d836a5

【ロマンス詐欺】インターポールとJICA ロマンス詐欺などの捜査力向上へ支援

本文

恋愛感情を抱かせて現金をだまし取る「ロマンス詐欺」の被害が日本でも急増する中、インターポール=国際刑事警察機構と日本のJICA=国際協力機構が連携し、国際的な詐欺の拠点となっている西アフリカのナイジェリアで警察などの捜査力の向上に向けて支援を行うことがわかりました。

関係者によりますと、インターポールとJICAは今月29日から来月1日までの4日間、ナイジェリアの首都アブジャで現地の警察など10の法執行機関の職員およそ40人を対象に研修会を開き、ロマンス詐欺などの捜査力の向上に向けて支援を行います。

研修ではインターポールや日本の警察庁の担当者が、銀行からの情報をいかした摘発の方法や、海外の関係機関との連携のしかたなどについて講義を行うほか、事件を想定して捜査の机上訓練を行います。

ナイジェリアでは韓国で被害が出た「ロマンス詐欺」でおととし末から去年5月までに11人が検挙されるなど、摘発が相次ぎ、インターポールはナイジェリアをロマンス詐欺など、オンライン金融詐欺の犯罪との闘いの中心と位置づけています。

ロマンス詐欺の被害は日本でも急増していて、警察庁によりますと去年1年間の被害は1575件、およそ177億3000万円に上っています。

インターポールは「今回の共同プロジェクトによって世界中を被害から守り、詐欺による影響を減少させることができる」と話しています。


事実:

  1. インターポールとJICAがナイジェリアで警察の捜査力向上を支援。
  2. 研修会は今月29日から来月1日までの4日間、ナイジェリアの首都アブジャで開催。
  3. 研修会には現地の法執行機関の職員約40人が参加。
  4. インターポールや日本の警察庁の担当者が講義や訓練を実施。
  5. ナイジェリアではロマンス詐欺などの摘発が相次いでいる。
  6. 日本でもロマンス詐欺の被害が急増し、去年1年間で1575件、被害総額は約177億3000万円。
  7. インターポールはナイジェリアをオンライン金融詐欺との闘いの中心と位置づけている。

見解: この連携プロジェクトは、国際的な詐欺問題に対する対策の強化として重要です。ナイジェリアでの捜査力向上は、ロマンス詐欺のようなオンライン詐欺を効果的に取り締まるための重要なステップです。日本でも被害が増加していることから、この取り組みが成功すれば、日本を含む世界中の詐欺被害の減少に貢献することが期待されます。国際的な協力によって、詐欺犯罪の根絶に向けたさらなる進展が見込まれます。

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引用ニュース:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527031000.html