【やばい】バーバリー、買うのは日本人だけ? 株価急落、トップ連続交代で168年の伝統もガタ落ち

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バーバリーが9月4日に英国の主要株価指数、FTSE100から除外されることが決定しました。この動きは、バーバリーの株価と企業価値が慢性的な業績不振により著しく低下したことを示しています。

FTSE100からの除外

FTSE100は、ロンドン証券取引所に上場する時価総額上位100社で構成される指数です。バーバリーは2009年からこの指数の一部でしたが、20日の取引終了後に除外され、その後FTSE250に編入されました。

業績の悪化と経営の不安定

近年、バーバリーはブランドの再定義と高級化を目指していましたが、マクロ経済の悪化や市場の変動により苦境に立たされています。2024年3月期の決算では、売上高が前年比4.1%減、営業利益は36.4%減と大きな落ち込みを見せており、純利益も44.9%減少しました。

この業績不振を背景に、7月にはCEOのジョナサン・エイクロイドが退任し、ジョシュア・シュルマンが新CEOに就任しました。しかし、このトップの交代も市場の信頼回復にはつながっていないようです。

株価の大幅な下落

バーバリーの株価は、過去一年間で約70%下落しました。特に、2024年第1四半期の大幅な売上減少が発表された後の株価は一日で16%も急落し、さらに業績見通しの悪化が市場に警戒感を与えました。

将来性に対する懸念

このようにバーバリーは、継続的な業績悪化と株価下落により、かつての栄光を失いつつあります。新しい経営陣の下でどのようにしてブランドの再建が図られるのか、投資家や市場の注目が集まっています。今回のFTSE100からの除外は、バーバリーが直面する課題の深刻さを改めて市場に示す出来事となりました。

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