監禁

【根本雄也】「人が殴られている」「複数人が車に乗って逃げた」深夜に車で連れ去りか…通報から約5時間後に31歳会社員の男ら3人を監禁容疑で現行犯逮捕|あん時ニュース

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東京・練馬区の路上で、40代の男性を車に押し込み、約5時間にわたり監禁したとして、警視庁は3人の男を現行犯逮捕しました。事件は、目撃者の通報により発覚し、5時間後に犯人たちは逮捕されました。

現場での目撃情報と逮捕までの経緯

逮捕されたのは、埼玉県三郷市に住む会社員・根本雄也容疑者(31)と、他の男2人および少年です。事件は、きのう午後11時前、練馬区の路上で発生しました。40代の男性が複数の男たちに車に押し込まれ、連れ去られたという目撃情報があり、「人が殴られている」「複数人が車に乗って逃げた」との通報が警察に寄せられました。

捜査員は目撃者からの情報をもとに、逃走した車の行方を追跡。5時間後、江戸川区のパーキング内で容疑者たちが乗っていた車を発見し、その場にいた根本容疑者ら3人を監禁の容疑で現行犯逮捕しました。

被害男性の状態

監禁されていた40代の男性は、連れ去られた後、暴行を受けたとみられており、頭や顔にけがを負いました。幸いにも命に別状はないとされていますが、監禁中に何が起きたのか詳細な状況については、警視庁が引き続き調査を行っています。

容疑者の取り調べと今後の捜査

根本容疑者は警察の取り調べに対し、監禁の容疑を認めていますが、他の2人は容疑を否認しているといいます。警視庁は、この事件にさらに関与した人物がいる可能性が高いとみており、共犯者の特定と背景の解明に向けて捜査を進めています。

監禁や暴行といった重大な事件が発生した練馬区の現場では、住民たちも不安を募らせており、警視庁は周辺地域の警戒を強化しています。今回の逮捕が事件の全容解明に繋がるかが注目されています。

関連ニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/63e1f5d07d641e7d88b9dc4bcff95e978faff98a

【綾瀬コンクリ事件】犯人たち、その後に寄せられる関心と再犯防止の現状|あん時ニュース

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1989年に東京・綾瀬で発生した「女子高生コンクリ詰め殺人事件」は、未成年者による凶悪な犯罪として世間を震撼させました。8月末にSNSで突如「コンクリ詰め殺人事件」に関連する話題がトレンド入りし、事件の犯人たちのその後に関心を持つ人が多く、再び注目されました。特に何か新たな事実や進展があったわけではなく、出所後の犯人たちがどのような生活を送っているのか、社会の関心が高まっているようです。

出所した犯人たちは、法的には一般市民として生活する権利を持っており、社会復帰を目指す立場にあります。そのため、彼らの元受刑者である事実は通常は公にはされません。凶悪犯であっても、更生のために社会復帰が保証される一方、彼らの存在が不安を引き起こすことも少なくありません。

警察は元犯罪者をどこまで把握しているのか?

事件を受けて、警察が凶悪犯の出所後の動向をどこまで把握しているのかという疑問が浮かびます。元神奈川県警の刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏によれば、「基本的に警察は刑期を終えた元犯罪者の動向を把握していない」とのことです。出所後にどこに身を寄せるか、自宅に戻るのか施設に入るのかといった基本的な情報は把握されますが、警察が日常的にその動向を監視することはないといいます。

その理由として、小川氏は「更生を妨げる恐れがあるため」と説明します。警察が元受刑者の近況を探るために近隣住民に問い合わせたりすると、周囲からの監視や疑念が生まれ、元受刑者の生活が脅かされる可能性があるためです。日本の法律では、出所後の元犯罪者を過度に追跡することは人権侵害と見なされることが多く、慎重な対応が求められています。

再犯防止のための取り組み

一方で、再犯防止のための監視や支援が必要だという意見もあります。海外では、仮釈放中の人物にGPSを装着し、監視するシステムが導入されている国もあります。特にアメリカでは、性犯罪者の位置情報を公開する「ミーガン法」が施行され、一般市民が前科者の情報にアクセスできるようになっています。しかし、日本ではそのようなシステムは導入されておらず、保護観察や定期的な面談など、緩やかな監視が行われるにとどまっています。

小川氏によれば、日本でも性犯罪者に対する再犯防止策の導入が検討されていますが、元受刑者の人権や更生の機会を尊重する必要があるため、議論は慎重に進んでいます。再犯防止には費用がかかることから、「元犯罪者に税金を使うのは不公平だ」という声もありますが、一方で、適切な監視と支援がなければ再犯のリスクが高まるという現実もあります。

結論

「綾瀬コンクリ詰め殺人事件」の犯人たちのその後に関する関心は、事件の残酷さゆえに今も続いています。しかし、出所後の元受刑者が一般市民として生活する権利を持つ以上、彼らを過度に追跡することは難しい状況です。再犯防止のための監視や支援が必要である一方で、社会が彼らの更生をどう受け入れるかという課題も依然として残っています。犯罪の再発を防ぐためには、個人の更生と社会の安全を両立させる取り組みが求められていると言えるでしょう。

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関連ニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/98e70dbcce0605f0090611a4343cea72bc4013ae