写真:羽生結弦(新潮社)
プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(29)との短期間での離婚から1年が経過しました。元妻でバイオリニストの末延麻裕子さん(37)は、山口県での演奏会で胸中を語り、前向きに進む姿を見せました。この離婚劇から1年、彼女が見せた新たな一歩に注目が集まっています。
地元・山口での演奏会で語った思い
11月16日、末延さんの地元である山口県下関市のグランドホテルで開催された演奏会には、多くのファンが集まりました。この場で末延さんは、自作曲を披露する前に次のように語りかけました。
「何だろうって悩むこの瞬間も、人生の中のすごく大切な一部なんだなということに、作曲をしていて気付かされました。大切な人を思い浮かべながら聴いていただけたらうれしいです」
観客は息をのむように耳を傾け、末延さんの思いを受け止めていました。離婚後の1年、彼女が自分の人生を再構築する過程で得た気付きが込められているようでした。
「大きな心で進む」1年を経ての心境の変化
演奏会の終盤、末延さんはトークタイムで自身の心境をさらに明かしました。
「回り道しても、何があってもいいから、大きな心を持って進んでいきたいなと、時間がたって思えるようになりました」
離婚当初は公の場に姿を見せることが少なかった末延さんですが、今年に入ってからはディナーショーや他アーティストとの共演を通じて活動を再開。今回の地元での演奏会は、彼女の再出発の象徴ともいえる出来事でした。
離婚から1年、二人の現在
羽生結弦さんはプロスケーターとしてキャリアを重ね、順調に活躍を続けています。一方、末延さんも自身の音楽活動に力を注ぎ、演奏家として新たな道を歩んでいます。「回り道」と表現された期間を経て、二人はそれぞれの道で着実に前進しているようです。
個人としての成長と再出発
今回の末延さんの発言からは、1年という時間が彼女にとって再出発の準備期間であり、成長の契機だったことがうかがえます。「回り道」という言葉に込められたのは、人生の過程を受け入れ、それを糧にしていこうとする姿勢です。
離婚や大きな変化はしばしば個人の人生を揺るがしますが、その後の道の選び方次第で新たな可能性を開くことができます。末延さんの前向きな姿勢は、多くの人々に勇気を与えるものでしょう。
この離婚劇から1年が経ち、それぞれの新たな道が形を成しつつあることが見えてきました。これからの二人の活躍にも注目が集まります。
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