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2021年5月に「パワハラ女優」として名指しされた韓国女優チン・アリムが、最近のインタビューで立場を明らかにしました。彼女は、パワハラや暴力団を動員したという疑惑を否定し、「むしろ自分が被害者だ」と主張しています。

事件の発端は、Cさんとされる男性がSNSに、チン・アリムが飲み屋でタダ酒を要求し、パワハラを行ったと告発したことでした。その後、Cさんは「暴露後に女優が暴力団を使って報復に出た」と主張し、ソウルの江南区で暴行事件が発生しました。警察はこの暴行容疑で30代の男を立件し、捜査を進めています。

チン・アリムは、この暴行を行った人物が彼女のファンであり、彼女がCさんからの脅迫に悩んでいたため、ファンがCさんに会いに行った結果、双方が暴行に発展したと説明しています。彼女はまた、Cさんを名誉棄損で告訴し、現在も脅迫を受けていると訴えました。

警察は今後、チン・アリムを暴行教唆容疑で立件するかどうか検討する方針です。

<見解>

この事件は、SNSを介した誤解や悪意が拡大し、暴力事件にまで発展した事例として注目されています。チン・アリムは自身を被害者と主張していますが、彼女のファンが関与した暴行事件が現実に起きたことも事実であり、責任の所在が問われています。

警察の調査が進む中、今後の展開次第で、チン・アリムの主張がどの程度信憑性を持つのかが明らかになるでしょう。また、この事件を通じて、SNS上での発言がどれだけ大きな影響を与えるかについても、改めて考えさせられます。

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