画像:チロルチョコ公式X(@TIROL_jp)
「チロルチョコ」で知られるチロルチョコ株式会社が、自社製品に生きた虫が混入していたとするX(旧ツイッター)上の投稿について、公式アカウントで調査を進めていることを4日に公表しました。この投稿には、チロルチョコの包装を開けた際、虫が動いている様子を捉えた動画が含まれていました。
販売元のチロルチョコは、投稿された写真が昨年以前に発売された季節商品であると推察し、今年の商品ではないと説明。また、今年の発売はまだ2週間後であるとしています。投稿者にはダイレクトメッセージで連絡を取り、具体的な状況の確認を試みており、結果を早急に公表するとしています。
一方で、ネット上ではチロルチョコを擁護する声も多く見られます。投稿された商品が今年2月に購入され、その後、第三者からプレゼントされた可能性があるという情報が投稿者の知人から提供されており、製品の保存状態に問題があった可能性が指摘されています。この点については、「保存状態が悪かったのではないか」という推測や、「公式が不憫」と同情的なコメントが交錯しています。
チロルチョコ株式会社は、「投稿主と皆様にご不快とご不安を与え大変申し訳ない」と謝罪し、さらなる情報収集と調査を急ぎつつ、混乱を収束させるべく努めています。この事案は、食品安全に対する消費者の警戒感を象徴するとともに、SNSが企業ブランドに与える影響の大きさを改めて浮き彫りにしています。
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